この記事の目次(5項目)
  1. 50問出題・40問解答:7つのブロックで決まっている
  2. 検定科目は3つ、五肢択一は No.38〜42 だけ
  3. 選択問題は「多く解くと減点」
  4. 150分の使い方と合格基準
  5. 次の一歩:10分野から1問ずつの10問診断で弱い分野を見る

50問出題・40問解答:7つのブロックで決まっている

2級建築の第一次検定は、問題用紙の注意事項でブロックごとの解答数が指定されています。令和8年度前期の問題用紙では、イからトまでの7ブロックに分かれ、必須が4つ、選択が3つです。必須は No.1〜4、No.15〜17、No.28〜37、No.38〜42 で、合わせて22問です。選択は No.5〜14 から5問、No.18〜27 から7問、No.43〜50 から6問で、合わせて18問です。

令和7年度後期の問題用紙も、必須と選択の区分は同じでした。年度で選択数が変わった1級の午前とは違い、2級は構成が安定しています。この構成を頭に入れておくと、本番で「どこまで解くか」で迷わなくなります。問題用紙には科目名の見出しがなく、ブロック記号と問題番号だけで区切られている点も覚えておいてください。

ブロック問題番号必須/選択解答数形式当サイトの分野(手引の科目順に当てはめ)
イNo.1〜4必須4問四肢択一建築学等(環境工学・一般構造・力学・建築材料)
ロNo.5〜14選択10問中5問四肢択一建築学等(環境工学・一般構造・力学・建築材料)
ハNo.15〜17必須3問四肢択一建築設備・外構
ニNo.18〜27選択10問中7問四肢択一躯体施工・仕上げ施工
ホNo.28〜37必須10問四肢択一施工計画・工程管理/品質管理・安全管理
ヘNo.38〜42必須5問五肢択一施工管理法(応用能力)
トNo.43〜50選択8問中6問四肢択一法規
合計50問必須22+選択1840問——

検定科目は3つ、五肢択一は No.38〜42 だけ

受検の手引の検定科目は「建築学等」「施工管理法」「法規」の3つです。解答形式は、建築学等が知識・四肢択一、施工管理法が知識・四肢択一と能力・五肢択一、法規が知識・四肢択一と書かれています。問題用紙の注意事項でも「No.38 から No.42 は、施工管理法の能力問題で五肢択一式です」と明記されています。

五肢択一は選択肢が1つ増えるだけですが、消去法で残る候補が2つになりやすい形式です。1級とは異なり、2級には応用能力の個別基準はなく、合格基準は全体の60%だけです。それでも No.38〜42 は必須5問なので、ここを落とすと残りの35問で24問を取る必要があります。上の表で、必須22問のうち15問が No.28〜42 に集まっている点も見ておいてください。

選択問題は「多く解くと減点」

注意事項には「選択問題は、解答数が指定数を超えた場合、減点となります」と書かれています。No.5〜14 で6問、No.18〜27 で8問といった解答は、自分では得点を増やしたつもりでも評価が下がります。選択ブロックは、解く問題を先に決めてから印をつけ、解答数を数えてマークするのが安全です。

選び方の基本は、ニ(No.18〜27)では10問を一度ざっと読んで、知っている工種の7問を選ぶことです。ロ(No.5〜14)は10問中5問なので半分は捨てられます。計算の構造力学が苦手なら、環境工学や材料の問題で5問を埋めてもかまいません。ト(No.43〜50)は8問中6問で、捨てられるのは2問だけです。

150分の使い方と合格基準

試験時間は10時15分から12時45分の150分です。入室は9時45分までで、10時から問題の配付と注意事項の説明があります。40問に150分なので、1問あたり約3分45秒を使えます。必須の No.28〜42(15問)を先に片付け、残り時間で選択ブロックを選ぶ順番でも間に合います。

合格基準は、手引に「満点に対する得点の比率が60%以上」とあり、実施状況により変更の可能性があると付記されています。確定基準は、令和8年度前期が「40問中24問以上正解」、令和7年度後期も「40問中24問以上正解」でした。40問中24問なら、16問は間違えられます。必須22問で15問、選択18問で9問が目安の一例です。

次の一歩:10分野から1問ずつの10問診断で弱い分野を見る

当サイトの建築2級向け10問診断(登録不要)は、上の表の分野に対応する10分野から1問ずつ出題し、最も弱い分野を表示します。問題はオリジナルで、各問に一次資料へのリンクを付けています。外部の監修は受けていません。結果を保存して20問診断(分野別正答率・弱点TOP3)に進むには、無料会員登録(メールアドレスとパスワード)が必要です。苦手パック(2,980円・1分野)は、上の10分野から1つを選んで15問を解く形です。

2級建築一次の問題数は何問ですか?

50問が出題され、40問を解答します。必須22問(No.1〜4、No.15〜17、No.28〜37、No.38〜42)と、選択18問(No.5〜14 から5問、No.18〜27 から7問、No.43〜50 から6問)です。

五肢択一の問題はどこですか?

No.38〜42 の施工管理法の能力問題(5問・必須)だけです。ほかの45問は四肢択一です。

選択問題を指定より多く解答するとどうなりますか?

問題用紙の注意事項に「減点となります」と書かれています。解く問題を先に決め、マークの数を数えてから次のブロックへ進んでください。