この記事の目次(5項目)
  1. No.18〜27 は10問中7問:捨てられるのは3問
  2. 前半5問が躯体、後半5問が仕上げの並びが続いている
  3. 選び方の手順:読む→印→解く→数える
  4. この10問の勉強は、応用能力5問にもつながる
  5. 次の一歩:躯体施工と仕上げ施工を分野として練習する

No.18〜27 は10問中7問:捨てられるのは3問

2級建築の第一次検定で、No.18〜27 は問題用紙の注意事項に「10問題のうちから、7問題を選択し、解答してください」と指定されています。四肢択一で、受検の手引の検定科目では施工管理法の知識問題にあたります。10問中7問なので、外せるのは3問だけです。「躯体は苦手だから仕上げだけ解く」という選び方は、5問しか埋まらず成り立ちません。

注意事項には「選択問題は、解答数が指定数を超えた場合、減点となります」とも書かれています。8問解いてしまうと、正解していても評価が下がります。解く7問を決めたら問題番号に印をつけ、マークした数が7つかを確認してから次のブロックに進んでください。

前半5問が躯体、後半5問が仕上げの並びが続いている

公開問題で見えたテーマを令和8年度前期の No.18 から順に並べます。遣方・墨出し、既製コンクリート杭、型枠工事、トルシア形高力ボルト、木造在来軸組の継手でした。続いてシーリング工事、タイル張り、床コンクリート仕上げ、ガラス工事、内部仕上げ改修です。前半5問が躯体、後半5問が仕上げという区切りになっています。

令和7年度後期も同じ並びで、遣方・墨出し、地業工事、異形鉄筋の継手・定着、せき板・支柱の取外し、鉄骨の建方が前半です。後半は合成高分子系ルーフィング防水、セルフレベリング材、鋼製建具、ビニル床シート、外部仕上げ改修でした。2回とも、No.18 は遣方・墨出し、最後の No.27 は改修工事です。

位置令和8年度前期令和7年度後期当サイトの分野
No.18遣方・墨出し遣方・墨出し躯体施工
No.19既製コンクリート杭地業工事躯体施工
No.20型枠工事異形鉄筋の継手・定着躯体施工
No.21トルシア形高力ボルトせき板・支柱の取外し躯体施工
No.22木造在来軸組の継手鉄骨の建方躯体施工
No.23シーリング工事合成高分子系ルーフィング防水仕上げ施工
No.24タイル張りセルフレベリング材仕上げ施工
No.25床コンクリート仕上げ鋼製建具仕上げ施工
No.26ガラス工事ビニル床シート仕上げ施工
No.27内部仕上げ改修外部仕上げ改修仕上げ施工

選び方の手順:読む→印→解く→数える

選び方は、まず10問の問題文と選択肢を一度ざっと読み、自分の現場で扱ったことのある工種に印をつけます。次に、印のついた問題から解き始め、残りで迷うものを最後に回します。自信のない3問を外す発想で、7問に届かなければ、残りの中から正解の見当がつく順に埋めます。最後にマークした数が7つであることを数えます。

躯体の現場にいる人は、鉄筋・型枠・コンクリート・鉄骨の数値(かぶり厚さ、せき板の存置期間、高力ボルトの締付け)を日常で見ているので、前半5問は取りやすいです。仕上げの現場にいる人は、防水の重ね幅やタイルの張付けモルタル、シーリングの目地寸法などが得点源になります。自分の現場と違う側は、教科書で工種ごとの数値を一通り覚えておきます。

この10問の勉強は、応用能力5問にもつながる

No.38〜42 の施工管理法の能力問題(必須5問・五肢択一)も、工種は同じです。公開問題で見えたテーマは、鉄筋のかぶり厚さ、コンクリートの調合、型枠のセパレータ、木造在来軸組でした。仕上げ側は、といの施工、張り石、折板葺、せっこうボード張りなどです。躯体・仕上げの知識問題と同じ工種が、数値判断の形で出ています。つまり No.18〜27 の勉強は、能力問題の5問にもそのまま使えます。

逆に言えば、躯体・仕上げの数値を曖昧にしていると、選択の7問と必須の5問の両方で失点します。合計12問は、解答40問の3割です。合格基準が「40問中24問以上正解」(令和8年度前期・令和7年度後期の確定)であることを考えると、この12問で8問以上を取れるかが分かれ目になります。

次の一歩:躯体施工と仕上げ施工を分野として練習する

当サイトの建築2級向け分野には「躯体施工」と「仕上げ施工」があり、苦手パック(2,980円・税込・1分野・自動更新なし)で片方を選んで15問を解けます。総合パック(9,800円・税込・自動更新なし)は10分野すべてと40問150分の模試を含みます。模試の No.18〜27 に相当する7問は、躯体4・仕上げ3で構成しています。問題はオリジナルで、各問に一次資料へのリンクを付けています。外部の監修は受けていません。まず10問診断(登録不要)で、躯体と仕上げのどちらが弱いかを見てください。

躯体だけ、または仕上げだけを解いて7問にできますか?

できません。公開問題では躯体5問・仕上げ5問の並びが続いており、片方だけでは5問しか埋まりません。少なくとも2問は反対側から選ぶ必要があります。

8問解いてしまったらどうなりますか?

問題用紙の注意事項に「解答数が指定数を超えた場合、減点となります」と書かれています。マークした数が7つであることを確認してから次に進んでください。

No.18〜27 はどんな工種が出ていますか?

公開問題では、遣方・墨出し、杭・地業、鉄筋、型枠、高力ボルト、鉄骨建方、木造軸組、防水、シーリング、タイル、床仕上げ、建具・ガラス、改修工事などでした。問題文は建設業振興基金の公開問題で確認してください。