この記事の目次(5項目)
1級一次の模試で確かめるのは「2つの数字」
1級土木の第一次検定は、午前の問題A(No.1〜66のうち35問を解答)と午後の問題B(No.1〜35の全問必須)の計70問です。合格は「70問中42問以上」と「問題B No.21〜35の応用能力15問中9問以上」の両方を満たすこと(令和8年度、全国建設研修センター公表)。模試の結果を合計点1つで見ると、このうち片方を見落とします。
2級の模試は45問中27問の一本勝負ですが、1級は合計が42問を超えていても、応用能力が8問以下なら不合格の側に入ります。だから1級の模試で確かめるのは「合計であと何問」と「応用能力であと何問」の2つです。2級の模試の使い方は(/articles/nikyu-moshi-tsukaikata)にまとめています。
本番と同じ時間割で解く:午前150分・午後120分
令和8年度の受検の手引の時間割は、入室9:45まで、午前の試験10:00〜12:30、昼休みをはさんで午後の試験13:45〜15:45です。模試もこの時間で解くと、1問にかけられる時間の感覚が本番に近づきます。
図のとおり、午前は35問に150分(1問あたり約4分)、午後は35問に120分(約3分半)です。午後の応用能力15問は、記述や空欄を一つずつ判定しないと答えが決まらない形式が中心で、時間が足りなくなりやすい側です。手引では電卓は使えず、計算・辞書・通信機能のある時計や携帯電話の時計機能も使えません。模試でも電卓とスマートフォンを机から外し、計算機能のない時計で時間を計ってください。
結果は「合計」と「応用能力」で4つに分ける
採点したら、午前と午後を合わせた70問中の正解数と、午後のNo.21〜35だけの正解数を別々に書き出します。この2つの数字で結果を4つのマスに分けると、残りの時間で何をするかが決まります。
図のAなら、失点の多い分野を1つずつ削る段階です。Bは合計が足りていても足切りで落ちる形です。対策は(/articles/ikkyu-ouyou-ashikiri)と(/articles/ikkyu-ouyou-renshuu-houhou)で整理しています。Cは合計の不足で、必須の問題A No.1〜5(/articles/ikkyu-ichiji-hisshu-no1-5)、問題B No.1〜20(/articles/ikkyu-ichiji-mondai-b-no1-20)、午前で選ぶ範囲(/articles/ikkyu-ichiji-mondai-a-erabikata)を見直します。Dは応用能力から先に手を付けます。
模試を受ける時期は3回:範囲を1周した後・申込のころ・直前
| 時期 | 目的 | 見る数字 | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| 範囲を1周した後 | どこが空白かを知る | 分野別の正答率 | 低い分野から2周目に入る |
| 申込のころ(令和8年度は3月23日〜4月6日) | 足切りの危険を測る | 応用能力の正解数 | 8問以下なら応用能力を優先 |
| 直前1か月(令和8年度の試験は7月5日) | 時間配分を固める | 合計と応用能力の残り問数 | 4週間の配分に落とす |
1回目は点が低くて当たり前で、目的は空白の分野を見つけることです。2回目の申込のころに応用能力が8問以下なら、選択問題に手を広げる前に応用能力の時間を確保します。3回目の直前の組み立ては(/articles/ikkyu-ichiji-chokuzen-1kagetsu)に譲ります。令和9年度の申込期間と試験日は、2026年10月27日時点で未公表です(例年12月中旬に公表)。同じ模試を続けて解くと答えを覚えてしまうので、2回目以降は間を空けるか、別の問題を使ってください。
当サイトの1級模試でできること
当サイトの1級模試は総合パック(9,800円・税込・一括・自動更新なし)に含まれ、午前(問題A・35問・150分)と午後(問題B・35問・120分)に分かれています。午前は本番で解答する数に合わせ、必須5問・土木一般の選択12問・専門土木10問・法規8問の35問をあらかじめ並べた形で、66問から選ぶ作業は再現していません。午後は施工管理法20問と応用能力15問で、結果画面に応用能力15問中9問に届いたかを表示します。70問中42問は、午前と午後の正解数を足して確かめます。
問題はすべてオリジナルで、過去問の転載ではありません(外部監修なし)。模試の前に今の位置を知りたい人は、1級の10問診断(登録不要)(/quick/session)で応用能力の足切りリスクを高・中・低で確かめ、無料登録の20問診断で分野別の正答率と弱点TOP3を出してから模試に進むと、どの分野で点を落としているかが読みやすくなります。総合パックは、購入後14日以内かつ有料問題の解答が50問未満なら返金を申し込めます。
無料で本番形式の1級模試を受ける方法はありますか?
全国建設研修センターが、令和8年度の1級第一次検定の試験問題A・Bと正答肢を公表しています(試験実施日の翌日13時から1年間)。本番と同じ時間割で解けば、無料の通し練習として使えます。
当サイトの1級模試は何回分ありますか?
2026年10月27日時点で、1級は第1回(午前・午後)の1回分です。分野ごとの演習と組み合わせ、2回目の通しには公表問題を使う組み立てをおすすめします。
模試が42問に届かないとき、何から手を付けますか?
応用能力が8問以下なら応用能力から、9問以上なら必須の問題A No.1〜5と問題B No.1〜20から手を付けます。選択問題の上積みは最後です。



