この記事の目次(6項目)
公開しているのは実施機関の建設業振興基金
建築施工管理技術検定の試験問題は、実施機関である一般財団法人建設業振興基金が自サイトで公開しています。「試験について」のページに、合格基準の原則、検定問題のPDF、確定した合格基準のPDFが並んでいます。土木の全国建設研修センターとは別の機関なので、土木の公開ページを探しても建築の問題は出てきません。
問題PDFは区分と年度ごとのファイルで、1級第一次検定、1級第二次検定、2級第一次検定(前期・後期)、2級第二次検定に分かれています。電気工事施工管理の問題も同じページに並んでいるので、建築のファイルを選んでください。当サイトは問題文を転載しないため、問題そのものは建設業振興基金のPDFで読んでください。
掲載されているのは直近の回だけ
2026年10月25日時点で掲載されているのは、1級第一次検定が令和8年度、1級第二次検定が令和7年度(本試験と臨時試験)です。2級は、第一次検定が前期は令和8年度・後期は令和7年度、第二次検定が令和7年度です。令和6年度以前の問題はページに載っていません。「5年分の過去問」をそろえたい人は、公開PDFだけでは足りないことを先に知っておいてください。
回が終わると掲載が差し替わるため、受ける予定の回の前年のPDFは早めに保存しておくのが確実です。2級前期の問題は令和8年度分が出ていますが、2級後期は令和7年度分が最新です。令和8年度後期(11月8日実施)の問題が掲載されると、令和7年度後期の問題は見られなくなる可能性があります。
| 区分 | 掲載中の年度(2026-10-25時点) | 合格基準(確定)PDF | 正答の扱い |
|---|---|---|---|
| 1級 第一次検定 | 令和8年度 | 令和8年度:60.0点(100点換算)・応用能力10問中6問以上 | 正答PDFの有無は当サイトで未確認 |
| 1級 第二次検定 | 令和7年度(本試験・臨時試験) | 令和7年度 | 記述式の設問は正答を公表しない |
| 2級 第一次検定(前期) | 令和8年度 | 令和8年度:40問中24問以上正解 | 正答PDFの有無は当サイトで未確認 |
| 2級 第一次検定(後期) | 令和7年度 | 令和7年度:40問中24問以上正解 | 同上 |
| 2級 第二次検定 | 令和7年度 | 令和7年度 | 記述式の設問は正答を公表しない |
正答は載っていない前提で使う
「試験について」のページには「解答形式が記述の設問は正答を公表しません。」と書かれています。第二次検定の記述問題は、答え合わせができません。第一次検定のマークシート問題については、2級後期の受検の手引に、検定問題と正答肢番号を試験日の翌営業日午前9時から1年間掲載すると書かれています。ただし、その正答のPDFがどこにあるかは当サイトでは確認できておらず、「試験について」のページの問題PDFに正答は載っていませんでした。
正答が手元にない状態で公開問題を使うなら、解いたあとに自分で根拠を調べる使い方になります。建築基準法や労働安全衛生規則の条文、公共建築工事標準仕様書の該当箇所を開き、選んだ肢が正しいかを確かめます。時間はかかりますが、条文と仕様書を読む練習になり、第二次検定の記述にもつながります。
1回分を使い切る手順
手順は三つです。一つ目は、注意事項を先に読むことです。2級第一次検定なら、50問出題・40問解答、No.38〜42 だけ五肢択一、選択問題で指定数を超えると減点、といった本番の条件が書かれています。試験時間が10時15分から12時45分であることも注意事項で分かります。二つ目は、時間を計って本番の順番で解くことです。三つ目は、選択した問題番号と自信の有無を控えておくことです。
解き終えたら、合格基準(確定)のPDFと見比べます。2級なら40問中24問、1級なら全体60%かつ応用能力10問中6問が目安です。正答が分からない問題は、根拠を調べて自分で判定します。1回分を解く、根拠を調べる、分野ごとの正答数を記録する、の3段階で、1回分の公開問題から得られることはかなり増えます。
公開問題で足りないところを補う
公開問題は直近の1回分しかなく、正答も付いていません。回数をこなしたい、分野ごとの弱点を数字で知りたい、という目的には向きません。当サイトの問題はオリジナルで、各問に一次資料へのリンクを付けているため、根拠を調べる時間を短くできます。外部の監修は受けていません。公開問題で本番の形式を体に入れ、当サイトの問題で分野ごとの穴を埋める、という組み合わせが現実的です。
次の一歩:10問診断で分野ごとの穴を見つける
当サイトの建築向け10問診断(登録不要)は、2級なら10分野から1問ずつ出題して最も弱い分野を表示し、1級なら応用能力の問題を3問含めて足切りのリスクの目安を示します。結果を保存して20問診断(分野別正答率・弱点TOP3)に進むには、無料会員登録(メールアドレスとパスワード)が必要です。公開問題を1回分解いた手応えと、診断の結果を並べて、次に時間を使う分野を決めてください。
建築施工管理技士の過去問は何年分見られますか?
2026年10月25日時点で建設業振興基金のページに掲載されているのは直近の回だけで、1級第一次検定は令和8年度、2級第一次検定は前期が令和8年度・後期が令和7年度です。令和6年度以前は掲載されていません。
公開問題に正答は付いていますか?
記述式の設問は正答を公表しないと明記されています。第一次検定の正答肢番号は、2級後期の手引では試験日の翌営業日午前9時から1年間掲載するとされていますが、そのPDFの所在は当サイトでは確認できていません。問題PDFの冒頭には正答は載っていませんでした。
土木の全国建設研修センターのページに建築の問題はありますか?
ありません。建築と電気工事は建設業振興基金、土木・管工事・造園・電気通信工事は全国建設研修センターと、種目ごとに実施機関が分かれています。