この記事の目次(5項目)
  1. 午前は44問出題・36問解答、6つのブロック
  2. 選択数は年度で入れ替わる:注意事項を先に読む
  3. 減点ルール:指定数を超えて解答しない
  4. 午前だけでは決まらない:合格基準は全体と応用能力
  5. 次の一歩:10問診断で午前の分野と応用能力を同時に見る

午前は44問出題・36問解答、6つのブロック

1級建築の第一次検定は午前の部と午後の部に分かれ、午前が問題A、午後が問題Bです。令和8年度の問題Aは、注意事項でイからヘまでの6ブロックに分かれています。必須は No.1〜6、No.16〜20、No.41〜44 の15問です。選択は No.7〜15 から6問、No.21〜30 から7問、No.31〜40 から8問の21問です。合わせて36問を解答します。

注意事項には「問題は四肢択一式です」と書かれています。午前の試験時間は10時15分から12時45分の150分です。問題用紙に科目名の見出しはなく、ブロック記号と問題番号だけで区切られています。どのブロックが何の科目かは、出題内容から当てはめることになります。

ブロック問題番号必須/選択解答数(令和8年度)令和7年度当サイトの分野(内容からの当てはめ)
イNo.1〜6必須6問6問建築学・共通(環境・構造・力学・材料)
ロNo.7〜15選択9問中6問9問中6問建築学・共通(環境・構造・力学・材料)
ハNo.16〜20必須5問5問建築学・共通(設備・外構・契約)
ニNo.21〜30選択10問中7問10問中8問躯体施工
ホNo.31〜40選択10問中8問10問中7問仕上げ施工
ヘNo.41〜44必須4問4問施工管理法(知識)
合計44問必須15+選択2136問36問—

選択数は年度で入れ替わる:注意事項を先に読む

令和7年度と令和8年度を比べると、ニとホの選択数が入れ替わっています。令和7年度は No.21〜30 から8問、No.31〜40 から7問でした。令和8年度は No.21〜30 から7問、No.31〜40 から8問です。合計の36問は同じですが、「躯体で8問取るつもり」で準備していると本番で1問分の計画がずれます。

対策は単純で、問題用紙を開いたら最初に注意事項の選択数を確認することです。過去の公開問題で練習するときも、年度ごとに選択数が違う前提で解いてください。当サイトの1級午前の模試(36問・150分)は、令和8年度の6・6・5・7・8・4の構成で作っています。

減点ルール:指定数を超えて解答しない

注意事項には「選択問題は、解答数が指定数を超えた場合、減点となります」と書かれています。ロで7問、ニで8問といった解答は、正解していても評価が下がります。選択ブロックは「解く問題を決める→問題番号に印→解く→マーク数を数える」の順で進めると、超過を防げます。

選び方の考え方は、ロ(9問中6問)は3問捨てられるので、計算の構造力学や苦手な材料を外せます。ニ(10問中7問)とホ(10問中8問)は捨てられるのが3問と2問だけで、実質ほとんど解く必要があります。躯体と仕上げの工種を広く押さえることが、午前の得点を安定させる近道です。

午前だけでは決まらない:合格基準は全体と応用能力

1級第一次検定の合格基準は、全体の得点が60%以上で、かつ施工管理法(応用能力)の得点が60%以上です。令和8年度の確定基準は「60.0点(100点換算)、施工管理法(応用能力)10問中6問以上」でした。応用能力の10問は午後の部(問題B、14時15分〜16時15分)の No.51〜60 で、全問解答です。午前で点を稼いでも、応用能力で6問に届かないと不合格です。

午後の部は28問出題・24問解答です。No.45〜50 の6問と応用能力 No.51〜60 の10問は全問解答、法規 No.61〜72 は12問中8問を選びます。応用能力は五肢択一(正答1つ)で、午前と合わせると72問出題・60問解答です。令和8年度は受検者42,826名、合格者19,993名で、計算すると約46.7%です。午前の36問で取りこぼしを減らし、午後の応用能力で6問を確保する二段構えが必要です。

次の一歩:10問診断で午前の分野と応用能力を同時に見る

当サイトの建築1級向け10問診断(登録不要)は、午前の分野に加えて応用能力の問題を3問含みます。問題はオリジナルで、各問に一次資料へのリンクを付けています。外部の監修は受けていません。結果を保存して20問診断に進むには、無料会員登録(メールアドレスとパスワード)が必要です。総合パック(9,800円・税込・自動更新なし)には、1級午前36問150分と午後24問120分(応用能力10問を含む)の模試が入っています。

1級建築一次の午前は何問解答しますか?

44問が出題され、36問を解答します。必須15問(No.1〜6、No.16〜20、No.41〜44)と選択21問(No.7〜15 から6問、No.21〜30 から7問、No.31〜40 から8問。令和8年度)です。

選択問題を多く解答するとどうなりますか?

問題用紙の注意事項に「減点となります」と書かれています。指定数を超えないよう、マークの数を数えてから次のブロックに進んでください。

午前で高得点なら合格できますか?

合格基準は全体60%以上に加えて、施工管理法(応用能力)10問中6問以上が必要です(令和8年度確定)。応用能力は午後の部(No.51〜60)にあるため、午前だけでは決まりません。