この記事の目次(6項目)
  1. 数字の出どころ:結果資料と合格発表資料
  2. 1級:第一次検定は48.5%(令和7年度)、第二次検定は39.0%
  3. 2級:後期は36.3%(令和7年度)、前期は計算値で約46.9%(令和8年度)
  4. 地区別の数字:福岡の例
  5. 合格率より「基準に届くか」で考える
  6. 次の一歩:10問診断で現在地を測る

数字の出どころ:結果資料と合格発表資料

建築施工管理技術検定の受検者数と合格者数は、実施機関の一般財団法人建設業振興基金が公表しています。年度の全検定が終わったあとの「結果」資料には、地区別の受検者数・合格者数・合格率が載ります。一方、各回の「合格発表」資料には受検者数・合格者数・合格基準が載りますが、合格率の欄はありません。

そのため当サイトでは、結果資料に率が書かれている年度は「資料記載」、合格発表資料しかない回は合格者数を受検者数で割った「計算値」と分けて書きます。計算値は小数第2位を四捨五入した目安で、実施機関が確定した数字ではありません。この記事に載せる数字は、2026年10月25日時点で当サイトが一次資料を開いて確認できたものだけです。

1級:第一次検定は48.5%(令和7年度)、第二次検定は39.0%

令和7年度の1級建築施工管理技術検定は、第一次検定(7月20日実施)が受検者41,812名・合格者20,294名で、結果資料に48.5%と記載されています。第二次検定(10月19日実施)は受検者18,160名・合格者7,091名で39.0%です。受検予定者に対する受検率は第一次80.5%、第二次81.8%で、申し込んでも2割近くが受けていません。

令和8年度の第一次検定(7月19日実施)は受検者42,826名・合格者19,993名でした。合格発表資料に率はなく、計算すると約46.7%です。確定した合格基準は「60.0点(100点換算)、施工管理法(応用能力)10問中6問以上」でした。受検者は前年より1,000名ほど増え、合格者は300名ほど減っています。

検定年度(実施日)受検者合格者合格率率の扱い
1級 第一次令和7年度(7/20)41,81220,29448.5%結果資料に記載
1級 第一次令和8年度(7/19)42,82619,993約46.7%計算値(資料に記載なし)
1級 第二次令和7年度(10/19)18,1607,09139.0%結果資料に記載
2級 第一次(後期)令和7年度(11/9)22,8038,28536.3%結果資料に記載
2級 第一次(前期)令和8年度(6/14)15,4657,249約46.9%計算値(資料に記載なし)
2級 第二次令和7年度(11/9)18,3205,99132.7%結果資料に記載

2級:後期は36.3%(令和7年度)、前期は計算値で約46.9%(令和8年度)

令和7年度の2級第一次検定(後期・11月9日実施)は、受検予定者29,000名のうち受検者22,803名・合格者8,285名で、結果資料に36.3%と記載されています。同日の第二次検定は受検者18,320名・合格者5,991名で32.7%です。令和8年度前期の第一次検定(6月14日実施)は受検者15,465名・合格者7,249名で、計算すると約46.9%です。

前期と後期で10ポイントほど差がありますが、受検者の層が違う点に注意してください。前期は「第一次検定のみ」の申請だけで、後期は第二次検定と同時に受ける人も含まれます。令和7年度前期の数字は、当サイトでは一次資料を確認できていないため載せていません。年度ごとの比較は、同じ回(前期どうし、後期どうし)で行うのが正確です。

地区別の数字:福岡の例

結果資料には地区別の数字も載っています。令和7年度の福岡地区は、1級第一次検定が受検者4,327名・合格者2,137名で49.4%、1級第二次検定が受検者1,885名・合格者692名で36.7%でした。2級第一次検定(後期)は受検者2,015名・合格者654名で32.5%、2級第二次検定は受検者1,782名・合格者542名で30.4%です。全国と地区の差は数ポイント以内で、受ける場所で有利不利が生まれる試験ではありません。

合格率より「基準に届くか」で考える

合格率は受検者の層で動く数字で、自分が受かるかどうかは基準に届くかで決まります。1級第一次検定は全体60%以上かつ応用能力10問中6問以上、2級第一次検定は40問中24問以上(令和8年度前期確定)です。半数近くが合格する年度でも、応用能力で6問に届かなければ1級は不合格です。率を眺めるより、自分が今いくつ取れるかを測る方が、次にやることが決まります。

次の一歩:10問診断で現在地を測る

当サイトの建築向け10問診断(登録不要)は、級を選んで受けられます。2級は10分野から1問ずつ出題して最も弱い分野を表示し、1級は応用能力の問題を3問含めて足切りのリスクの目安を示します。問題はオリジナルで、各問に一次資料へのリンクを付けています。外部の監修は受けていません。結果を保存して20問診断に進むには、無料会員登録(メールアドレスとパスワード)が必要です。

令和8年度の合格率が「約」なのはなぜですか?

合格発表資料には受検者数・合格者数・合格基準が載っていますが、合格率の欄がありません。当サイトが合格者数を受検者数で割った計算値なので「約」を付けています。

2級の前期と後期で合格率が違うのはなぜですか?

受検者の層が違います。前期は第一次検定のみの申請だけで、後期は第二次検定と同時に受ける人も含まれます。比較は同じ回どうしで行ってください。

もっと前の年度の数字はどこで見られますか?

当サイトが確認できたのは令和7年度と令和8年度の資料です。それ以前の数字は、建設業振興基金の年度別の結果資料で確認してください。