この記事の目次(6項目)
この記事の数字の出どころ
土木施工管理技術検定の合格率は、試験実施機関である全国建設研修センターが合格発表のたびに「合格発表資料(データシート)」として公表しています。この記事では、その資料で2026年10月14日時点に確認できた年度だけを載せています。確認できなかった年度は書いていません。
各資料には、その年度の数字と、参考として前年度の数字が載っています。1級二次の令和7年度資料には、本文の比較記述に令和6年度と令和5年度の数字も含まれていたため、3年分を並べられました。2級は種別「土木」の数字のみを使っています。
1級土木:第一次検定と第二次検定
1級一次は、令和7年度が受検47,715人・合格20,547人で43.1%、令和8年度が受検50,012人・合格24,927人で49.8%でした。受検者が約2,300人増え、合格者は約4,400人増えています。令和8年度は7月5日に試験、8月13日に発表でした。
1級二次は、令和5年度が受検27,304人・合格9,060人で33.2%、令和6年度が27,220人・11,224人で41.2%、令和7年度が24,667人・9,603人で38.9%です。令和7年度は10月5日に試験、令和8年1月9日に発表でした。受検者は2年続けて減り、合格率は年ごとに上下しています。
| 検定 | 年度 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級一次 | 令和7年度 | 47,715人 | 20,547人 | 43.1% |
| 1級一次 | 令和8年度 | 50,012人 | 24,927人 | 49.8% |
| 1級二次 | 令和5年度 | 27,304人 | 9,060人 | 33.2% |
| 1級二次 | 令和6年度 | 27,220人 | 11,224人 | 41.2% |
| 1級二次 | 令和7年度 | 24,667人 | 9,603人 | 38.9% |
2級土木:前期・後期の第一次検定と第二次検定
2級一次(前期)は、令和7年度が受検14,030人・合格7,274人で51.8%、令和8年度が受検14,060人・合格6,723人で47.8%でした。受検者数はほぼ同じで、合格者が約550人減っています。令和8年度前期は6月7日に試験、7月7日に発表でした。
2級一次(後期)は、令和6年度が受検13,608人・合格6,130人で45.0%、令和7年度が受検14,122人・合格6,894人で48.8%です。前期と後期で受検者数は同じ規模で、合格率も45〜52%の幅に収まっています。令和8年度後期は10月25日に試験、12月2日に発表の予定です。
2級二次は、令和6年度が受検18,806人・合格6,646人で35.3%、令和7年度が受検21,111人・合格11,341人で53.7%でした。1年で18ポイント以上動いており、二次は年度による差が一次より大きい点が読み取れます。
| 検定 | 年度 | 受検者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2級一次(前期) | 令和7年度 | 14,030人 | 7,274人 | 51.8% |
| 2級一次(前期) | 令和8年度 | 14,060人 | 6,723人 | 47.8% |
| 2級一次(後期) | 令和6年度 | 13,608人 | 6,130人 | 45.0% |
| 2級一次(後期) | 令和7年度 | 14,122人 | 6,894人 | 48.8% |
| 2級二次 | 令和6年度 | 18,806人 | 6,646人 | 35.3% |
| 2級二次 | 令和7年度 | 21,111人 | 11,341人 | 53.7% |
数字の読み方:年度差が大きいので直近だけ見ない
1級一次は43.1%から49.8%へ、2級二次は35.3%から53.7%へと、1年で数ポイントから十数ポイント動いています。合格ラインは1級一次が70問中42問以上かつ応用能力15問中9問以上、2級一次が45問中27問以上と固定なので、合格率の動きは問題の構成や受検者層の変化によるものです。
したがって「去年の合格率が高かったから今年も」とは言えません。自分が何問取れるかは、公表された合格率ではなく、分野ごとの正答率で測るほうが確かです。1級一次なら応用能力の足切り(15問中9問)を単独で見る必要があります。
受検者数の面では、1級一次が令和8年度に50,012人と、令和7年度より増えました。一方、1級二次は2年続けて減っています。一次合格後に二次へ進むには実務経験が必要なため、一次の合格者がそのまま二次の受検者になるわけではありません。
自分の位置を知るには
合格率は「全体の中で何割が受かったか」であって、自分の到達度ではありません。当サイトの10問診断(登録不要)は、1級なら応用能力の足切りリスクを高・中・低で、2級なら必須分野ごとの正答で最弱分野を表示します。無料会員の20問診断では、分野別の正答率と弱点TOP3まで出ます。
出題はオリジナル問題で、各問に一次資料へのリンクを付けています。外部監修はありません。まず診断で現在地を出してから、合格ラインまでに何問足りないかを数える使い方をおすすめします。
今後の更新について
令和8年度2級一次(後期)は12月2日、2級二次は令和9年2月3日に発表予定で、公表され次第この表に追記します。令和8年度1級二次の数字も、発表後に合格発表資料を確認して追加します。2027年度の試験日程は2026年10月14日時点で公表されていません。
元の資料は全国建設研修センターの「技術検定試験 合格発表公表資料」のページから、年度・検定ごとのPDFで閲覧できます。この記事の数字と照らし合わせたい人は、各資料の「試験実施状況及び合格者数について」の表を見てください。
1級一次の合格率は毎年同じくらいですか?
同じではありません。令和7年度が43.1%、令和8年度が49.8%で、1年で6.7ポイント動いています(全国建設研修センター公表)。
2級は前期と後期で合格率に差がありますか?
令和7年度は前期51.8%・後期48.8%で、3ポイントの差でした。令和8年度前期は47.8%です。前期・後期で受検者数はどちらも14,000人前後と同じ規模です。
令和5年度や令和6年度の1級一次の数字はないのですか?
2026年10月14日時点で当サイトが確認できた合格発表資料に載っていなかったため、この記事では載せていません。確認でき次第追記します。