この記事の目次(6項目)
当日の時間割:試験は130分、その前に説明が15分
令和8年度前期の受検の手引では、来場は10時00分まで、入室は10時15分までです。10時15分から10時30分が受検に関する説明で、試験は10時30分から12時40分の130分です。試験開始後1時間以内と、終了10分前以降は退室できません。後期(10月25日)の時間割は受検票と後期の受検の手引で確認してください。
持ち物は受検票、HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、時計です。電卓などの電子機器は使えません。受検票がないと受検できないため、前日に鞄に入れておきます。会場の時計が見えない席もあるので、腕時計は時間配分の道具として持参してください。
45問を130分でどう割るか
130分を45問で割ると1問あたり約2.9分ですが、全問に均等に使う配分は現実的ではありません。計算が要る問題と、知っていれば数秒で終わる問題が混ざっているからです。目安として、必須24問に50分、選択21問に50分、見直しに15分、選択問題の候補を眺める時間に15分という配分を提案します。合計130分です。
必須はNo.1〜5(土木工学の基礎)とNo.48〜66(測量・契約・設計図書・建設機械・施工計画・工程・安全・品質・環境)の24問です。ここは全員が同じ問題を解き、合格基準27問のうち大きな割合を占めます。先に必須を終えて点を確保し、残りの時間で選択21問を取りにいく順番が、ボーダー付近の人ほど安全です。
| 区分 | 問題番号 | 解答数 | 目安時間 |
|---|---|---|---|
| 必須(土木工学の基礎) | No.1〜5 | 5問 | 12分 |
| 選択(土工・コンクリート・基礎工) | No.6〜16 | 11問中9問 | 20分 |
| 選択(専門土木) | No.17〜36 | 20問中6問 | 15分 |
| 選択(法規) | No.37〜47 | 11問中6問 | 15分 |
| 必須(施工管理など) | No.48〜66 | 19問 | 38分 |
| 候補の確認・選択の見極め | ― | ― | 15分 |
| 見直し(マーク照合) | ― | ― | 15分 |
解く順番:必須→選択の得意範囲→残り
一つ目の型は「No.1〜5→No.48〜66→選択」です。必須を最初にまとめて解くと、合格に必要な点の土台が早い段階で見えます。No.48〜66は19問と多く、工程・安全・品質など現場寄りの内容が続くため、頭が疲れる前に片づける利点もあります。
選択は、11問中9問を選ぶNo.6〜16から入ります。ここは選ばない問題が2問しかなく、ほぼ全問に目を通すことになるからです。次にNo.37〜47の法規、最後にNo.17〜36の専門土木へ進みます。専門土木は20問中6問なので、自分の現場に近い工種だけを拾う意識で、知らない工種には時間を使わないのがコツです。
選択問題は「解いた数」も管理する
公開問題の注意書きには、No.6〜16で10問以上、No.17〜36やNo.37〜47で7問以上解答すると減点されると書かれています。良かれと思って多めにマークすると、点が減る仕組みです。問題用紙の各範囲の先頭に、解答した問題の番号をメモしておき、見直しのときに数を数えてください。
迷った問題は、問題用紙に印をつけていったん飛ばします。選択範囲では、迷った問題を解くよりも、別の確実な問題に差し替える判断ができます。指定数を解き終えてから、残り時間で印をつけた問題に戻る流れにすると、時間切れで必須を落とす事故が減ります。
見直し15分で確認すること
見直しで最初にやるのは、問題用紙に写した番号とマークシートの番号の照合です。1問ずれてマークしていた場合、そこから後ろが全部ずれます。次に、選択範囲ごとの解答数が指定どおりかを確認します。最後に、迷った問題のうち計算問題を見直すと、残り時間を点に変えやすいです。
終了10分前以降は退室できないため、早く終わっても残って見直す前提で臨んでください。途中退室した人は試験問題を持ち帰れないと手引に書かれています。問題用紙に書いた自分の解答は、試験翌日ごろに公表されてきた正答肢での自己採点に使えるので、最後まで残る方が得です。
本番前に一度、時間を計って解く
時間配分は、頭で分かっていても本番で初めてやると崩れます。全国建設研修センターが公表している前年度の試験問題PDFを使い、130分を計って45問を解いてみてください。どの範囲で時間が足りなくなるかが分かれば、上の表の目安時間を自分用に直せます。
130分を確保できない日は、当サイトの10問診断(登録不要)で2級の必須分野から1問ずつ解き、最弱分野を確認するだけでも、当日に時間を使うべき範囲が見えます。無料会員(メール+パスワード、費用なし)の20問診断では分野別正答率と弱点TOP3が出るので、必須のどこで時間をかけるかの判断材料になります。
途中で退室できますか?
令和8年度前期の受検の手引では、試験開始後1時間以内と終了10分前以降は退室できません。それ以外の時間帯の扱いは手引で確認してください。
選択問題を指定より多く解くとどうなりますか?
公開問題の注意書きでは、指定数を超えて解答すると減点されると書かれています。各範囲で解答した数を問題用紙にメモして、見直しで数えてください。
時計は持ち込めますか?
受検の手引の持ち物に時計が挙げられています。電卓などの電子機器は使用できないため、時計機能だけの腕時計を用意してください。