この記事の目次(5項目)
  1. 2027年度の日程は未公表、逆算の土台は令和8年度
  2. 受検資格と手数料の確認を先に済ませる
  3. 10〜12月:全範囲を一周して足切りリスクを測る
  4. 1〜3月:応用能力の3形式と申込準備
  5. 4〜6月:公開問題と本番形式で「あと何問」を詰める

2027年度の日程は未公表、逆算の土台は令和8年度

令和9年度(2027年度)の1級土木施工管理技術検定の日程は、2026年10月17日時点で公表されていません。全国建設研修センターの案内ページも、受検の手引は令和8年度分の抜粋で、最新版が公表され次第差し替えると記載しています。令和8年度の日程は2025年12月19日に公表されており、例年12月中旬が目安です。

逆算の土台にするのは令和8年度の実績です。第一次検定の申込は3月23日〜4月6日、試験は7月5日、合格発表は8月13日でした。第二次検定は10月4日で、合格発表は令和9年1月8日です。2027年度も同じ型なら、今日から申込まで約5か月、試験まで約8か月半あります。

受検資格と手数料の確認を先に済ませる

令和6年度からの新受検資格では、1級第一次検定は受検年度末に19歳以上であれば実務経験なしで受けられます(国土交通省)。2級の合格も不要です。手数料は令和8年度で12,000円でした。経過措置により令和10年度までは旧受検資格も選べますが、第一次検定だけなら年齢要件のみで足ります。

第二次検定には、一次合格後に実務経験5年以上、特定実務経験1年以上を含む3年以上、または監理技術者補佐として1年以上のいずれかが必要です。一次に合格すると1級技士補になり、経審では主任技術者の要件を満たす場合に監理技術者補佐として4点の区分に該当します。年齢や実務の年数は、受検資格の判定ツール(/tools/eligibility)で年度末時点の計算ができます。

時期令和8年度の実績・目安今からやること
2026年10〜12月日程公表は例年12月中旬10問診断で足切りリスクを確認、テキストで全範囲を一周
2027年1〜3月(令和8年度)申込3月23日〜4月6日応用能力(No.21〜35)の3形式に慣れる、申込書類と写真の準備
2027年4〜6月申込後〜試験1か月前公開問題を分野別に解き、20問診断で弱点TOP3を潰す
2027年6月末〜7月(令和8年度)試験7月5日本番形式で午前35問150分・午後35問120分を通しで解く
2027年8月(令和8年度)合格発表8月13日二次(経験記述)の準備に移る

10〜12月:全範囲を一周して足切りリスクを測る

1級一次は午前の問題A(66問中35問解答)と午後の問題B(35問全問必須)の計70問で、42問以上かつ応用能力15問中9問以上が合格基準です。令和8年度の合格率が49.8%(受検50,012人・合格24,927人)で、前年度の43.1%から上がっています。応用能力の足切りがあるため、総得点だけ見ていると落ちる構造です。

年内は、テキストで全範囲を一周しながら、10問診断(登録不要)で応用能力の足切りリスクを高・中・低で確かめてください。「高」なら1〜3月の配分を応用能力に寄せ、「低」なら午前の選択問題の精度を上げる方に回します。この判断を12月の日程公表前に済ませておくと、公表後すぐ申込準備に入れます。

1〜3月:応用能力の3形式と申込準備

応用能力(問題B No.21〜35)は、「適当なものの数はいくつか」「適当なもののみを全てあげている組合せ」「空欄の語句の組合せ」の3形式です。令和8年度は仮設工事計画、建設機械の選定、施工体制台帳、原価管理、工程表、車両系建設機械や移動式クレーンの災害防止などが題材でした。四肢択一でも消去法が効きにくいので、公開問題で形式ごとに解く練習を積みます。

申込はインターネットで、令和8年度は3月23日10:00〜4月6日23:59でした。顔写真や本人確認の書類は手引に従って早めに用意してください。2027年度の申込期間と必要書類は、12月に公表される見込みの手引で確認します。無料会員の試験日程の通知メールに登録しておくと、申込開始の7日前と当日、試験日の7日前、合格発表の当日にメールで知らせます。2027年度の日程が公表されたときも、公表資料の要点をその日に案内します。

4〜6月:公開問題と本番形式で「あと何問」を詰める

申込が終わったら、公開問題を分野別に解いて穴を埋め、無料会員の20問診断で分野別正答率と弱点TOP3を出します。6月に入ったら本番形式に切り替え、午前35問を150分、午後35問を120分で通して解いてください。当サイトの1級模試(総合パックに含む)は同じ時間配分で、結果は分野別正答率と応用能力15問中9問の足切り判定で出ます。

最後は「42問まであと何問」「応用9問まであと何問」の2つの数字だけを追います。応用能力は15問中9問なので、1問の重みが午前より大きい点に注意してください。総合パック(9,800円・税込・一括・自動更新なし、模試つき)と苦手パック(2,980円・税込・1分野)の購入受付状況は対策コースのページで確認できます。無料会員の10問診断と20問診断は費用なしで使えます。

2027年度の試験日が決まる前に勉強を始める意味はありますか?

あります。令和8年度は申込3月下旬・試験7月上旬で、日程が公表されてから始めると申込まで3か月しかありません。10月に始めれば、年内に全範囲を一周する時間が取れます。

1級一次に落ちた場合、同じ年度にもう一度受けられますか?

1級の第一次検定は年1回です(令和8年度は7月5日)。2級の前期・後期のような年2回の実施はありません。

一次に合格したら、二次はその年の秋に受けられますか?

二次には一次合格後の実務経験(5年以上、特定実務1年を含む3年以上、または監理技術者補佐1年以上)が必要です。要件を満たす人は令和8年度の実績で10月4日に受検し、満たさない人は1級技士補として実務を積む形になります。