この記事の目次(5項目)
  1. 住民票コードは11桁、マイナンバーは12桁
  2. 調べ方1:住民票の写しに「住民票コード」を記載して交付してもらう
  3. 調べ方2:市区町村に問い合わせる・付番時の通知書を探す
  4. 1級のインターネット申込で用意するもの
  5. 申込開始前にそろえておくと迷わない

住民票コードは11桁、マイナンバーは12桁

住民票コードは、総務省の住基ネットFAQによると「住民の方々の請求により、いつでも変更することができる無作為の11桁の番号」です。1級・2級の受検の手引はいずれも「住民票コード(11桁の数字)」の入力を求め、「マイナンバー(12桁)ではありません」と注記しています。マイナンバーカードに書かれている番号を入れても桁数が合いません。

1級の受検の手引では、住民票コードは「新規受検申込者のみ」必要です。再受検申込者は過去の受検年度と受検番号を入力します。2級前期の手引にも「住民票コード(11桁の数字)」の記載がありますが、1級のような「新規受検申込者のみ」という記載はありません。2級は手引の該当箇所と申込画面で確認してください。

調べ方1:住民票の写しに「住民票コード」を記載して交付してもらう

住民票コードは住民票の記載事項のひとつです(住民基本台帳法第7条第13号)。ただし、市区町村は第8号の2から第14号までの事項を省略した住民票の写しを交付できるため(第12条第5項)、何も言わずに請求すると住民票コードが載っていない写しが出ることがあります。請求時に「住民票コードの記載あり」を指定してください。

総務省の住民記録システム諸元表(標準様式)では、住民票の写しに住民票コードの欄があり、先頭から4桁・4桁・3桁に区切って記載されます。申込画面には区切りを除いた11桁を入れることになるので、転記の際に桁を数えて確認してください。請求方法や手数料は市区町村ごとに異なるため、窓口か自治体のサイトで確認します。

調べ方2:市区町村に問い合わせる・付番時の通知書を探す

受検の手引には「ご自身の住民票コードが分からない方は、お住まいの自治体にお問い合わせください」とあります。住民票コードの管理は市区町村なので、試験機関では調べられません。本人確認の方法や電話で教えてもらえるかは自治体ごとに違うため、住民票のある市区町村の窓口に確認してください。

住民基本台帳法第30条の3第3項では、住民票コードを新たに記載したときは本人にその旨と住民票コードを書面で通知すると定められています。過去に通知書を受け取って保管している人は、それで確認できます。ただし転居しても住民票コードは原則として引き継がれる(第30条の3第1項)一方、本人の請求で変更した場合は古い通知書の番号は使えません。

調べ方根拠注意点
住民票の写しに住民票コードを記載して請求住民基本台帳法第7条第13号・第12条第5項指定しないと省略されることがある。4桁・4桁・3桁で印字
市区町村に問い合わせ受検の手引の案内本人確認の方法は自治体ごとに異なる
付番時の通知書を確認住民基本台帳法第30条の3第3項本人の請求で変更していると番号が違う

1級のインターネット申込で用意するもの

令和8年度の1級 受検の手引と案内ページで確認できる範囲では、新規受検申込者がインターネット申込で用意するのは、住民票コード(11桁)、顔写真のJPEGデータ、受検手数料の支払手段です。再受検申込者は住民票コードの代わりに過去の受検年度と受検番号を使います。申込期間は3月23日(月)10時00分から4月6日(月)23時59分でした(時刻は案内ページの記載)。

顔写真は申請日から6か月以内に撮影したもの(白黒可)で、正面上半身像、縦横の比率はおおむね4対3です。背景がなく、ピントが合い、明るさが適切で影がないことが条件です。前髪で目元や輪郭が隠れない、眼鏡の反射やフレームが目にかからない、サングラス・マスク・帽子を着けない、歯が見えない表情、と細かく決められています。

受検手数料は12,000円(消費税非課税)で、別に事務手続手数料250円(税込)がかかります。支払いはクレジットカード(VISA・Master・JCB・アメリカン・エクスプレス・Diners)またはコンビニ決済です。コンビニ決済は申込受付締切の3日前までしか選べず、払込期限は締切日と同日です。締切間際に住民票コードを調べ始めると、支払方法の選択肢が減ります。

用意するもの(1級・令和8年度)内容出典
住民票コード11桁の数字。新規受検申込者のみ。マイナンバー(12桁)ではない1級 受検の手引
過去の受検年度・受検番号再受検申込者が入力1級 案内ページ
顔写真データJPEG、6か月以内、正面上半身、比率おおむね4対3、背景なし1級 受検の手引
受検手数料12,000円(非課税)+事務手続手数料250円(税込)1級 受検の手引
支払手段クレジットカードまたはコンビニ決済(コンビニは締切3日前まで)1級 受検の手引

申込開始前にそろえておくと迷わない

住民票の写しは取りに行く手間があり、写真も条件が細かいので、申込開始日より前にそろえておくのが現実的です。試験日程の通知メール(無料会員)は申込開始7日前と当日に届くので、そのタイミングで住民票コードと写真を確認する流れにすると忘れません。令和9年度の日程は2026年10月19日時点で公表されていません。

会社の総務・人事が受検を取りまとめる場合も、申込は受検者本人が行います。住民票コードは本人が市区町村で確認する必要があるため、会社側は「住民票コード」「写真」「支払手段」の3点を早めに本人へ伝える役割になります。申込が済んだら、10問診断(登録不要)で現在地を確かめて学習に入ってください。

マイナンバーカードの番号を入力してもいいですか?

いいえ。受検の手引に「マイナンバー(12桁)ではありません」と明記されています。住民票コードは別の11桁の番号です。

住民票の写しを取ったのに住民票コードが載っていません。どうすればいいですか?

市区町村は住民票コードなどの記載を省略した写しを交付できます(住民基本台帳法第12条第5項)。請求時に住民票コードの記載を指定して、取り直してください。

2級の申込でも住民票コードは要りますか?

2級前期の受検の手引にも「住民票コード(11桁の数字)」の記載があり、マイナンバー(12桁)ではない旨の注記も同じです。「新規受検申込者のみ」という記載はないため、申込区分ごとの要否は手引と申込画面で確認してください。